(リスタース帝国・帝都キアル 軍本部内/凪羽サイドの軍本部です)

(室内割と暗く 正面にヴェイン、その前に黒瑕、後ろにスートとヴィアがいる)

ヴェイン:………黒瑕。(椅子に腰掛けて足組んでる)
黒瑕:は。
ヴェイン:(溜息)随分大それた事をしたものだね。
黒瑕:……。
ヴェイン:(ちら、と視線を斜め後ろにずらして)スート。
スート:はい。(疲れた表情)(足は現在義足・センスズ有り が 重心ちょっと偏ってて体が斜めってる)
ヴェイン:ティアルスは。
スート:……まだ目は覚ましていませんけど……多分、大丈夫です。
ヴェイン:(軽く頷いて)
スート:私は義足にはなりましたけど……支障はありません。(言った端からふらつく)
ヴェイン:(しばし沈黙)
ヴェイン:……そうか。(ふいと視線をヴィジュアに)
ヴィジュア:(小さく首を横に振って)ラシェルトはまだ……目を覚ましそうにはありません。
ヴィジュア:暫くは私一人で動くことになるかと。
ヴェイン:……。(溜息)そうか……ご苦労だった。下がれ。

(スート・ヴィジュア軽く一礼して部屋から出て行く)

ヴェイン:……黒瑕。
黒瑕:は。
ヴェイン:失態だな。
黒瑕:申し訳御座いません。
ヴェイン:……で、お前は(す、と黒瑕の腕指差して)
黒瑕:!(片手首落とされたのを隠してた)
ヴェイン:(溜息)……隠そう等とは思わない様。
黒瑕:……。(視線落として)
ヴェイン:義手でもつける気かね。
黒瑕:いえ。
ヴェイン:(溜息/本日4回目…。)
ヴェイン:(斜め向いてたのを正面向き直って)……ダリス。(←黒瑕の本名です)
黒瑕:(無言で視線上げて)
ヴェイン:暫く本部に入ることを禁ずる。キアルにも近付くな。
黒瑕:……な……(愕然)
ヴェイン:酷だと思うかね?
黒瑕:………。
ヴェイン:……怪我が治るまでの間だ。其れまでは何事にも関わるな。
黒瑕:動く分には支障はありません。
ヴェイン:そういって悪化させる気かね?(微苦笑)
黒瑕:……然し
ヴェイン:(長く息を吐いて)(ふいと目逸らす)……下がれ。
黒瑕:(苦い顔)……。(す、と一礼して部屋から出る)


(本部/勇人サイドの軍本部です)

ソルド:……。(月夜見の傷を消毒しながら)
月夜見:〜〜〜〜〜〜っ!!(足ばたばたさせて/しみる)
ソルド:こら、動くな。(消毒し終えた傷に包帯を巻いていく)
月夜見:だ……だって、し……仕方ないじゃないかい!!(涙目で大声)
月夜見:〜〜〜ぁっ;;(動いたら自滅して痛かった)
ソルド:……で、少しは話す気になった?
月夜見:……んー?何をだい?
ソルド:――……。(きょとーん)
ソルド:……はぁ。(ガクリ)
月夜見:ふふ。(ニコー)大変だね。
ソルド:……。(ぬぬぬ…/難しい顔)


(キーネルの家の外、カオスの領域内王の森を抜けた、普通の森の中)

フェイト:……。(溜息)
ゼファ:(後ろからすーたーとついて行く)
フェイト:……。(歩きながら何か考えているそぶり/考え事をしていてゼファには気付いていない)
――:フェイト。
フェイト:!?(ビクリ)
ゼファ:……。(はた、と足をとめて)(聞き覚えのある声にちょっと苦い顔)
――:今まで何処に行っていた?(すーっとフェイトの背後に現れて)
ゼファ:……。(その後ろの木の陰にいる)
フェイト:――……っ!!(ひやり/表情が一変)
シヴァ:答えられないのか?(と言いつつフェイトに歩み寄る)
フェイト:……っ(カタカタと震え 汗が頬を伝う)
シヴァ:……?
シヴァ:何をそんなに怯えているんだ?(にぃ、とフェイトの後ろで笑い)(くいと手を動かす)

フェイト:――――!!(シヴァの手が動くと同時に)
フェイト:うっあああああぁぁぁっ!!(頭を抱えて蹲る)
ゼファ:!(驚いて少し動く)(が、出て行きはしない)

フェイト:あああああぁぁぁぁああっ!!(余りの激痛に叫び続ける)
シヴァ:痛いだろう?
シヴァ:苦しいだろう?
シヴァ:助けて欲しいだろう?(にぃと笑ったまま)
フェイト:ああああっ……うああっ……っはっ……はぁっ(息絶え絶え)
シヴァ:(すっとフェイトの前にかがんで)
シヴァ:お前が望むのなら、助けてやらなくもないぞ?(笑みを浮かべながら)
フェイト:――っ……はっ……はっ……(俯いたまま必死に耐えている)
ゼファ:……。(フェイトとシヴァから目を離さず)(表情は穏やかだが目に怒りの色が)
シヴァ:(フェイトの顔を無理矢理ぐいと上げさせて)
シヴァ:……分かっているな?(フェイトの顔を見ながら)
フェイト:――っ……。
シヴァ:(笑ったまますー、といなくなる)
フェイト:――っはっ……(その場に崩れる)

ゼファ:……。(暫く、そのままで沈黙)(シヴァのいた場所を睨んで)
ゼファ:(一寸躊躇った後)……ぉい、フェイト。(声低い)
フェイト:――……。(俯いたまま必死に痛みに耐えている)
ゼファ:(溜息)(音一つさせず、出てきて)……。(しばしフェイトを見下ろす)
フェイト:(顔を上げる気力さえない)
ゼファ:(はー、と息吐いて)……文句言うんじゃねーぞ。(言いつつ、フェイトの片腕持って)
ゼファ:(ちら、と後ろを見たあと、そのままカオスの領域に行く)


(本部)

ソルド:………暇。(真顔)(窓から外を眺めながら)
月夜見:そうかい?僕はこれだけで楽しいけど。(巻かれた包帯を解いて遊んでいる/待とう)
ソルド:何、そんな物が珍しいの?(きょとん)
月夜見:うん?伸びて面白いじゃないかい。(手で包帯伸ばしたり)
ソルド:んんーん(ふぅーん)(コーヒー飲みながら)
月夜見:……。(じぃー)
ソルド:……?(月夜見見ながら)
月夜見:(すたーとソルドに近付いてコーヒー見て)何これ?
ソルド:……コーヒー…だけど……(きょとーん)
月夜見:ふーん。トルースにはないから。
ソルド:……飲む?(飲みかけだけど)
月夜見:匂いが苦そうだからヤダ。
ソルド:あははは。確かに苦いかも。
ソルド:んー……じゃあココア入れようか?ココアなら甘いし。
月夜見:んー。んーーー。見てるだけで良いや。食べらんないしね。
ソルド:いや、僕はココア飲まないし……(汗)
月夜見:ねー。(視線はコーヒー)
ソルド:ん、何?まだ何か見たいの?
月夜見:見たいのは君じゃないかい?(にこー)
月夜見:いーならいいや。じゃ、帰ろーっと。(近くの窓枠に手をかけて)
ソルド:えーーっ!?(ガン)なんつー唐突な……
月夜見:だって暇なんだもん。
ソルド:……さいですか。


(キーネル家)

キーネル:……おや(ふぃーと窓の外見て)
レイフィリス:どうしました?
キーネル:……。いえ。
レイフィリス:?(チャートのほうに視線戻して)
チャート:(死んだように眠っている)
フール:精一杯の治療は施しましたが……後は本人の生きる意欲に任せるしかありません……(うつむき)
レイフィリス:……大丈夫です。チャートですから(にこ)
キーネル:………。

ゼファ:カオスーーーーーーーーーーっ!!(バーンと扉蹴り開けて)
キーネル:おや(ひょこと部屋から顔出して)
ゼファ:コイツ頼む(支えたフェイト指差して)
キーネル:……。(少し驚いた顔)
キーネル:……しかしゼファ。(ニコーリ)
ゼファ:ん?
キーネル:物に当たるのはお止めなさい。
ゼファ:……。スイマセン。(ゴーン)
キーネル:……それにしても(フェイトを支えて)珍しいもので御座いますね。
ゼファ:ん。(フェイトを離して)(見たものを言うつもりはない)
ゼファ:……っし、じゃチャートが起きたら宜しくっつっといてくれ。
キーネル:何処に?
ゼファ:ま、色々な。
キーネル:(にこり)……それは、お気をつけて。
ゼファ:おー。(すぅ、と術で移動)

(本部)

月夜見:それじゃー塩さんっ♪(手ひらひら)
ソルド:うーっ……(本当に帰る気だなアレは、と思いつつ手を振る)
ゼファ:(しゅんっという音とともに現れ)……っとと(よろけっ)
月夜見:ん?(手止めて)
ゼファ:(うわーっ嫌なところに来ちまった と思って)……よっス。
ソルド:――……ん?(くるりと手ヒラヒラしながら振り向く
ゼファ:(別に元気な月見見て安堵)……別に俺来る必要なかったじゃねーか(呟)
月夜見:何だい?
ソルド:おーーーーーーっと!!(がっしとゼファの肩掴んで)
ソルド:(ぐいーっと怖い顔近づけて)話してから帰れよ?(優しく言う)
ゼファ:(ぐいーーっとソルドの顔押しのけて)何をだーーーっ!!(怒)
月夜見:あっ、じゃあ僕は♪(窓から降りようとして)
ゼファ:(はた、と)おい月見。
月夜見:何だい?……と、僕は月見じゃなく月夜見だよ(しつこい)
ゼファ:……大丈夫かよ?
月夜見:何がだい?(にこー)
ゼファ:(はー、と溜息)手。震えてんだろーが。
月夜見:!(ガン)……何だ、バレちゃったか(ニコリ)
ゼファ:ん。
月夜見:大丈夫大丈夫。
ゼファ:ソレとそこから落ちたら死ぬぞ(ぇ)
月夜見:(きょとーん)別にしたまで落ちるわけじゃ。
ゼファ:んな無駄な力使ってんな(溜息)
月夜見:(溜息)分かったよー

ソルド:ソコ二人!!勝手に話進めないーっ!!(ゼファの手をぎりぎり押し返して)
ゼファ:離れろ!!(蹴る)
月夜見:(一瞬真顔)……さてと、じゃあっ!!(にこーり/ドア開けて出て行く)
ゼファ:(じーと月見見て ドア閉まったので視線戻す)
ソルド:痛ーーーーーーっ!?(素)
ソルド:人の扱い悪すぎやしないか!?(半泣/蹴られたところをさすりながら)
ゼファ:うるせーっ!!(離れつつ)
ソルド:って大声出しながら逃げんなーーっ!!(追いかけ)
ゼファ:狭い部屋の中で走んじゃねぇ!(来たソルドを蹴る)(実際部屋はそれなりに広い)
ソルド:うぉぁっ!?(よけっ) けんなーーーっ!!
ソルド:―――っ、あーーもーっ……。(ふー、と溜息)何でこんな事になってるんだ?
ゼファ:お前のせいだろうが(怒)
ソルド:そっちのコトじゃなくてー!!っつーか察せよ!(話の糸口を)
ゼファ:は?(勝手に椅子引いて座りつつ)
ソルド:――……。(怒)ここの話じゃなくて、何で俺がこんな目にあってるワケ?
ゼファ:は?
ソルド:……遊んでるだろ。(コラ)
ゼファ:さーてねっ(ニヤー)
ソルド:あーもー……。(うなだれ)もう良いよ、どうでも(疲れた)
ゼファ:(はー)いじけんなよ。餓鬼じゃねーんだしー。
ソルド:あ?(机にあご乗せたまま)(何時の間にか座ってる)
ゼファ:(はーーー……)で?
ソルド:一から百まで。(素)
ゼファ:(ニヤリーン)つって俺中立だし得もねーし?(話して)
ソルド:あっそ(うなだれ
ゼファ:……。(はー)
ソルド:……。(じーっとゼファ見)
ゼファ:(がたーと立ち上がって)あー、駄目だ。分かりそうもねーや。
ソルド:は?(素)何が。
ゼファ:お前。(指差し)くっそー、あいつ(フェイト)め……
ソルド:はぁ?(何言ってんだこいつ?/思わず頭上げて)
ゼファ:帰るわ。あいつ(フェイト)も気になるし。っつーか今喋ってんの月見のついでだし。
ソルド:……。
ソルド:俺も連れて行け(素)
ゼファ:はっ……嫌だ(怒)
ソルド:はぁ!? こんっの、ケチ!!(子供…。
ゼファ:体力使うんだよ!(怒)でめーみたいなでかいのだと余計に!
ゼファ:っつーかケチで構わねーよ(ふいっ)
ソルド:何だよ、さんざ遊んどいて。(怒)
ゼファ:別に、遊びやすそーなのが悪いんじゃね?(ニヤー)
ソルド:うわーーヒデェ。(棒読
ゼファ:知らねーーー(ゴーン) ……よし、んじゃ(スチャ)
ソルド:んなろっ(怒)(ゼファをがっしと捕まえて
ゼファ:!?(既に術移動しかけてた
ゼファ:ってめ 離れろーーーーーーーーっ!!(怒)(蹴るっ蹴るっ
ソルド:蹴んなっ!!
ゼファ:だーーーっ!!(怒)(術移動/おまけにソルドつき)






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