(キーネル宅)
キーネル:(ぞぞっ/悪寒)……。
レイフィリス:?どうしたんですか?
ゼファ:(空中に術移動/ドサッ)離れろーーーーっ!!!(付いてきたソルドに)
ソルド:耳元で大声出すな!(うっせー)
キーネル:やめなさい(ニコーリ)
ゼファ:……。(ピタ)
ソルド:……。(はた)
フェイト:(隣の部屋から)……うるさい。
キーネル:おや(隣りの部屋の方に歩いていって)……お目覚めですね?
レイフィリス:!(ソルド見て)
ソルド:あ?(レイフィリス見ながら)
レイフィリス:……っ(ビクー)
ゼファ:おい……(ガクリ)
ソルド:は?
ゼファ:イヤ……お前ソレが地か……んなら良いケド。(ソルド蹴って立ち上がる)
ソルド:だから蹴んなっ!!(言いながら立ち上がってゼファを睨む)
レイフィリス:(数歩後ろに下がる)
ゼファ:うっせええぇーー(ちら、とレイフィリスとチャートを見て) ……。
レイフィリス:……っ(走って部屋から出て行く)
フェイト:……。(壁に手をつきながら隣りの部屋から出てくる)
フェイト:(身体を引きずるようにしながら家を出ようとする)
キーネル:(パタン、とフェイトの出てきた部屋の戸を閉める)
キーネル:……お待ちなさい。(フェイトに)(ついで 溜息)
フェイト:……何だ(振り返らずに前へと進みながら)
キーネル:(溜息)如何するお積りです。出て行ける身体では御座いませんよ。
フェイト:……っ、黙れ(くっと息を詰まらせながら))
キーネル:ほら、私が黙っている場合では御座いませんでしょう。……熱も御座います故。
フェイト:うるっ……さい――っ!?(ガクンと膝をついて倒れる)
キーネル:(溜息)(フェイト支えて)……莫迦で御座いますか、貴方は。(これで 怒ってる)
フェイト:……離せ。(必死に自分で立とうとしている)
キーネル:嫌ですよ(にこりともせずに)(そのままフェイトをさっきの部屋へポーイ(ぇ?)
フェイト:っ、俺にっ……構うなっ!(キッ)
キーネル:それで如何致しますか。死にたいなら殺して差し上げますよ。
フェイト:なっ……
キーネル:(ニコーリ)嫌なら落ち着くまで大人しくしていなさいな。
フェイト:……。
ゼファ:っおい、フィリス……!(止めようとして途中で止める)
ソルド:……あ。
ゼファ:んだ?
ソルド:さっきの子って、もしかして……
ゼファ:……。
ゼファ:お前……気付いてなかったのかよ(溜息)
ソルド:うん(素)
ゼファ:うっわ、かわいそーーーーに。
ソルド:うるさいな(ムッ)
ゼファ:(溜息)(ちら、とチャート見て)……。
チャート:(微かに動く)
キーネル:(隣りの部屋から戻ってきて)……おや。
ゼファ:ん?
キーネル:(長く息を吐いて)いえ。(チャートの傍に行く)
チャート:(す、と静かに目開けて)……。
キーネル:……。(気付く)
フール:あ!気が付きましたか(にこり)
ソルド:ん?……あ(チャートの顔覗き込んで)……。
チャート:(ソルドに気付いて)……あぁ(笑おうとするが少し引きつる)何、まだ……
キーネル:(ソルド押しのけて)チャート。
ゼファ:お。(チャート気が付いたか、と安堵)(でも近付かない)
チャート:……。(ぼーっ)
ソルド:……。(チャート達の方を暫し見た後、くるりと向きを変えてフェイトのいる部屋に向かう)
キーネル:(ふい、とソルドを目で追うが、途中で止める)
ゼファ:ん?……どした。
ソルド:……何でもない(振り向いて)
ソルド:お前はせいぜい仲間の心配でもしていろ(冷たく言い放ち、ふいと背を向けてフェイトのいる部屋に入っていく)
ゼファ:……。(ムカ)……はっ、仲間ね……へーぇ。(苦い顔)
ソルド:……。(部屋に入り、バタンと扉を閉める)
フェイト:……。
キーネル:(溜息)レイフィリスを呼んできましょうか。
チャート:いや……良いよ。何となく、何でここに居ないかは分かるから(にこ)
キーネル:……そうで御座いましょうね。
ゼファ:(無言のまま)……。(音一つさせず部屋から出て行く)
(外)
ゼファ:……。(溜息)
ゼファ:(ふる、と首振って)どーでもいいか……(歩き出す)
ゼピュロ:(すぅ、と姿現して)……ぁんだ、やけに沈んでんな(ニヤリ)
ゼファ:(歩いたまま)うるせぇ。
ゼピュロ:くっく。んなにきたか?アレ。
ゼファ:うるせぇ。
ゼピュロ:くっ。……ま、俺には関係ねぇんだケド。
ゼファ:じゃー口出すんじゃねぇよ。(溜息)
ゼピュロ:人間不信なぁあ……くっく……面白ぇじゃねぇ、んなナリして。
ゼファ:好きでやってんじゃねぇよ。
ゼピュロ:はっ……よく言うぜ。
ゼファ:ぁんだよ。
ゼピュロ:……く。(笑ったまま、すぅ、と姿消す)
ゼファ:……馬鹿馬鹿しい。
ゼファ:(そのまま王の森を抜け、リスタースに戻りました)
(キーネル宅・フェイト部屋)
ソルド:……分かった、協力しよう。(フェイトから一部始終聞いて)
フェイト:裏切るなよ。
ソルド:ははは(といいながらフェイトに肩を貸す)じゃあ……トンヅラしますか(にこにこ)
フェイト:……。(怒) 言い方が悪い……(言い、ふっ、と二人とも姿を消す)
キーネル:(隣りの部屋で)……。(二人の会話全て聞いていた)(溜息)
チャート:……カオス?
キーネル:いえ……何でも(にこり)
チャート:さて……と、カオス。
キーネル:何で御座いましょう?
チャート:フィリスも多分、HellBeの方に戻ったと思うから……俺も行くよ。良いかな?
キーネル:……(ふー、と息吐きつつ目閉じて)そうで御座いますか……
チャート:大丈夫。余り無理はしないよ。近いしね。
キーネル:どうしてこう私の周りは無理ばかりする人ばかりなので御座いましょうね(にこり)
チャート:はは。(ドアあけて)……カオス、じゃあ、有難う。
キーネル:えぇ。無理はなさらないように。
チャート:分かってる(にこ)(そのまま出て行く)
(王の森内)
レイフィリス:(木にもたれかかって目を閉じている)……。
レイフィリス:(少し息が荒れている)
ヴィジュア:(すぅ、と姿を現し)……フィリス。
レイフィリス:(ビク)!
ヴィジュア:(ふわ、と風が)……無事だったか。
レイフィリス:ヴィアっ……!
ヴィジュア:……悪かったな。
レイフィリス:いえ……ラシェは。
ヴィジュア:(首横に振って)まだ目覚めては居ない。
レイフィリス:そうですか……
ヴィジュア:(ふとあたり見回して)チャートは……どうした?
レイフィリス:あ、……。
チャート:(すたすたと歩いてきて)……いた、フィリス。
レイフィリス:あ!チャートっ(駆け寄って)まだ……
チャート:大丈夫大丈夫。と……ヴィア。
ヴィジュア:無事で良かった。……が、目か。(目ざとく)……どうした?
チャート:ん、色々あってね。まぁ、戻ってから話すよ。
ヴィジュア:(溜息)ラシェもまだだ。暫くお前たちにも休んで貰わんとな。
チャート:(にこ)心配有難うね。
(国防防衛軍中央司令部 中央大都市セントラスメトロポリス/勇人sideの軍本部)
フェイト:(転送期間装置の中に、青白い光と主に二人が現れる)
ソルド:あぁーっ、コレには何回転送されてもなれないな……(うえっ、気持ち悪い……)
フェイト:……っ(転送による負担が、更に身体を重く感じさせる)
研究者(男):お帰りなさい。
研究者(女):今回は何の任務でご利用を?ミッションコードさえ言って下されば、ファイルへの書き込みは此方で行っておきますよ。
ソルド:あ、いや、今回は書かなくて良いよ。
研究者(女):えっ。……しかし、此方も書いて頂かないと……
研究者(男):(女性の前に出て)分かりました。後のことは此方で処理しておきますので。
ソルド:そうしてもらえると、助かるよ。いつもすまないね。
研究者(男):いえ、お世話になっているのはこっちも同じですから(にこり/言いながらドアロックを解除して手招く)
ソルド:(フェイトに肩かしたまま)……以外に重いんだな、お前。
フェイト:……うるさい(うなだれ)
ソルド:とりあえず、お前の部屋行くか。
フェイト:……分かった。
(軍部内)
ゼピュロ:(一人分離中)……。(溜息)(すぅ、と姿現して)
ゼピュロ:(辺り見回して)……ここか(ふぃー)
ゼピュロ:(また姿消して移動)
――戻る ――次へ